ソロキャンプに行く時、ガスバーナーを1つは持って行くと思います。(いや!俺は焚火だけだぜ!の方はスルーしてください。笑)
ソロでツーバーナーまたはガスバーナーをもう1つは嵩張るので持って行きませんが、「バーナーが2つあったらいいのに…。」と思うシーンはあります。
筆者はソロで使う第二のバーナーはアルコールバーナーです。荷物を最小限・軽量にしたい人にもおススメです。
アルコールバーナー(アルコールストーブ)
おそらく理科の実験などで一度は使ったことがあるアルコールランプと同じ、アルコールを燃焼させて使うバーナーです。
使い方はいたってシンプル。バーナー本体に燃料のアルコールを注ぎ着火するだけ。消火は蓋をして消します。
構造もシンプルですで、中にはアルミ缶などの筒状の物を加工し自作される方もいらっしゃいます。
燃焼時間
燃焼時間は製品によって違うのですが、トランギアのアルコールバーナーだとタンクに2/3で25分ぐらい燃えてくれます。
火力
ガスバーナー程の火力はありませんが、お湯を沸かしたり炊飯できます。(熱伝導が良いフライパンだと焼き料理もOK。)
火力調整(※できない物もある)
火力調整用の蓋が付いている物は、蓋の開度で火力を調整することができます。
イメージとしては全開で強火、半開で中火、小開で弱火と言った感じになります。
メリット
軽量コンパクト
アルコールバーナーは軽量コンパクトな物が多く携帯性に優れています。クッカーの中にスタッキングできますので嵩張りません。
素材は真鍮、チタン、ステレンスなどのもがありますので、用途に合わせて選べます。
場所を選ばない
標高が高い場所や寒い時期でも余裕で着火し燃焼してくれます。
燃料が安い(コスパが良い)
アルコールバーナーで使う燃料は燃料用アルコールと言う物を使いますが安く手に入ります。
燃料もそれほど使いませんので、コストパフォーマンスは良いと言えるでしょう。
通っぽい
アルコールバーナーを使ってる人を見るとなんか通っぽく感じませんか?笑
また無骨でカッコいいのもポイントです。
デメリット
燃焼の炎が見にくい
アルコールが燃えてる炎は見にくいです。
着火したのに「あれ?火が付いてない?」と思うことがありますので注意が必要です。
熱源に手を出さないようにしましょう!
風に弱い
構造上、風を遮る物がありませんので風の影響をもろに受けます。外で使う場合はウインドスクリーン(風防)を併用しましょう。(トランギアのクッカーセットは風対策をされ燃焼効率を上げた物があります。)
五徳(ゴトク)が必要
五徳がないので別途必要になります。嵩張らない専用の五徳があります。
火力調整ができない物もある
火力を調整する機構がないものもあります。
ガスバーナーに比べて火力が弱い
ガスバーナーに比べると火力が弱く、お湯の沸騰にも時間がかかります。また、風の影響を受けてしまうと、思った以上に時間がかかります。
まとめ
メリット
- 軽量コンパクト
- 場所を選ばない
- 燃料が安い(コスパが良い)
- 通っぽい、カッコいい
デメリット
- 燃焼の炎が見にくい
- 風に弱い
- 五徳(ゴトク)が必要
- 火力調整ができない物もある
- ガスバーナーに比べると火力は弱い
カッコいいですがメインのバーナーとしてはオススメできません。初めてバーナーを買う方にはガスバーナーの購入をオススメします。
サブとして使う場合はこれほど便利な物はありませんので、第二のバーナーを検討中の方はいかがでしょうか?