燃料を選ばない画期的なランタン。SOTO Hinoto(ひのと)レビュー。
最終更新日 2022/09/19
どうも。aki.freedomです。
2021年春夏にリリースされ、今だ入手困難が続いているSOTO Hinoto(ひのと)。
OD缶、CB缶、ライターガスが使え、今までにないご自身の燃料スタイルに合わせれる画期的なガスランタンです!
さて、今回はSOTO Hinotoについて書きたいと思います。
SOTO Hinoto(ひのと)
OD缶、CB缶、ライターガスが使えるコンパクトなトーチ型ガスランタン。
この手のランタンの燃料はOD缶で固定ですが、Hinotoは上記三種から選べお使いの火器の燃料に合わせた使い方ができます。
CB缶がメインでわざわざOD缶を用意し持って行くのって、荷物も増えてしまい煩わしいですよね?Hinotoは別種の燃料を用意しなくていいんです!
また、中途半端に残ってるガスも使えますのでエコ。(※SOTOのガス限定)
そして、揺らぎの炎がキャンドルのようにやさしく照らしてくれます。
2022年にリニューアル
「Hinoto」は2022年にリニューアルされました!価格は専用ケース付きで税込8,500円。
旧モデルの人に向けた専用ケースだけも販売されています。価格は(税込)2,000円。
あれ?旧モデルでケース買うと割高…?笑
ひのと用収納ケースについての記事はこちら。
レビュー
画像左上より、ランタン本体、充填式タンク、保護スペーサー、ホヤカバー。
※収納袋やケースなどはついていません。←リニューアル版は付属しています。
コンパクト
外径φ38mmでコンパクトです!
質感はとても良い感じです!ただ、タンクのロゴがシールなのが少し残念…!
持ち運び時
持ち運び時はこんな感じになります。
持ち運びする際、保護スペーサーをランタン本体と充填タンクの間に噛ませることで、誤作動防止(充填したガスが漏れないよう)とネジの接合部の保護します。バラして運んだりOD缶をメインで使用の場合なくてもいけそうな感じがしますね。笑
ホヤ(グローブ)は簡単に取り外せますが、それが災いし持ち運ぶ際に動いた時に結構外れたりします。また、ホヤから下が外れ落ちる場合がありますので、本体を持つ時はホヤを持たないようにしましょう。
充填式タンク下側には1/4インチサイズのネジ穴あり
充填式タンクの下側には1/4インチサイズのネジ穴がありますので、カメラの三脚など取り付けて使用できます。
2022年にひのと専用のスタビライザーもリリースされました。
ひのとスタビライザーの記事はこちら。
燃焼時間
燃焼時間は充填式タンクを満タンで1〜2時間ほど。
充填式タンクを使わずOD缶に直接付けて使用することも可能です。
使い方と注意点
Hinotoの使い方はそれほど難しくありませんが、コンパクトで火力が弱いだけでバーナーと同じですので、一酸化炭素中毒、火災や火傷には十分気をつけましょう。
使用するガスはPL法(製造物責任法)の絡みもありますので、同社のSOTO製の物が良いでしょう。他社製の物も使えますがこの辺は自己責任で。
CB缶のメモは気にしないでください。笑
タンクを下にガスを上に垂直にセットし充填していきます。OD缶で充填する場合は別途フィルアダプター(SOD-450)が必要になります。
ちなみにタンクが温まってると充填しにくいです。
タンクには目盛りはありません。タンクがいっぱいになりガスが漏れ出したら充填完了です。
また、充填中はガスが漏れるので火を扱っている場所での充填は避けましょう。
充填できたらランタンにセットします。セットする前に黒リングがオフになってることを確認。この黒リングでON/OFFと火力調整をおこないます。
(※実際の使用時は保護スペーサーは外しています。ホヤもつけたままでOKです。)
セットできたら黒リングを右(上部から見ると反時計回り)に回していき全開にします。
そして、ライター・マッチ等でトップリング(ホヤの頭)付近で着火します。この時ホヤ内にガスが溜まってると「ボンッ!」と破裂音がするので注意。
外気温が低い時(10℃以下)で着火しにくい場合はホヤを外して着火させます。
着火しますと開栓は全開になっており、炎の高さはトップリングを超えています。再び黒リングを絞って炎をお好みの高さに調整します。この時炎はトップリングを超えないようにしましょう。炎が大きいとススが出やすいです。
消火は黒ダイヤルを完全に絞って消火させます。ランタン本体は熱いので完全に冷ましてから片付けましょう。
不具合?
初期ロットで発生してるみたいですが、ホヤが緩い物があります。筆者の物も気持ち緩い感じがしますので、使っていて不便と思ったら一度点検に出します。
一度カスタマーサービスを利用しているのでお手の物。笑
ホヤが外れやすい為、修理へ出しました。
まとめ
ひのとは、OD缶・CB缶・ライターガスが使え、ご自身の用途に合わせて使えるので大変便利です。そして炎の揺らぎが優しく灯してくれて、サブランタンとして活躍してくれます。
2022年にリニューアル版が販売されて入手しやすくなっていますので、旧モデルが買えなかった方は是非どうぞ!